消防署ってどんなとこ?@島原第三小+島原消防署

教育/しましま

2018/11/6 14:00

2018年10月12日、島原市立第三小学校4年生43名が島原消防署を訪れ、消防署庁舎の見学や消火体験を行ないました。

【島原地域広域市町村圏組合消防本部】
島原消防署と南島原消防署の2つの消防署と4つの分署があります。島原消防署は、「島原市全域」と「雲仙市の旧国見町と旧瑞穂町」を管轄区域とし、南島原消防署は、「南島原市全域」を管轄区域としています。


119番通報を行うと、まず繋がるのがその地域の消防を管轄する通信指令室。見慣れない器械や、TVに出てきそうな部屋に子どもたちも興味津々。ここでは通報の発信元の特定ができるようになっています。

残念ながらいたずらや間違えの通報もあり、本来必要な火災や救急事案への出場要請が遅れ、人命にかかわる可能性もあるので、「絶対にいたずらで119番にかけないように!」とのお願いもありました。

実際に島原第三小学校から119番通報をしてもらい、通報後の動きを見ることができたので、小学校で行なっている避難訓練を具体的にイメージできたのではないでしょうか。


次は消防署にある車両の見学です。
島原消防署にある車両で一番長い「はしご車」30m。島原地域広域市町村圏組合消防本部の管轄での昨年1年間の出動は、救急件数5,325件、火災件数37件。島原消防署では、救急件数2,339件、火災件数12件の出動があるそうです。


救急車の説明を受けている時、本当の救急要請が!通報から2分以内の出動という速さです。


救急車に搭乗する消防隊員は青い服に着替えます。


「実際に救急車のベッドに座ってみたい人!」「ハイハイハーイ!」
子どもたちの挙手で顔が見えないくらい大人気。


救急車の中には入れないけど、命を救うための大切な資機材を間近で見ることができました。


火災活動の隊員が着るオレンジの服。どれくらいの時間で着れるのか、時間を計って着装してもらいました。かっこいい姿に子どもたちの憧れの眼差しが向けられます。


消防車には「はしご車」「ポンプ車」「タンク車」があります。



子どもたちがホースを持ってみます。思った以上に重いです。1本のホース6kgあります。2本だと12kg!
こんなに重いものを持って消防隊員や消防団員の方は消火活動の為に走り回ります。


実際に消火活動!訓練なので水での練習です。
大きな声で「火事だー!」ピンをはずして消火です!

でも、本当の火事の時は、まず落ち着いて煙を吸わないように避難しましょうね。


最後に質問タイム。
「火災のときは何人出動しますか?」「どれぐらいの時間、訓練しますか?」と具体的な質問がたくさんでました。

見学・体験を通して救命・消防の知識が増えた島原第三小学校の子どもたちです。

119番通報する時は、住所、電話番号、まわりの建物をゆっくりはっきり伝えましょうね。





【島原地域広域市町村圏組合消防本部】
〒855-0033
島原市新馬場町872-2
TEL 0957-62-7711
HP http://www.shimabara-area.net/site/



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