しましまだより。ぼくたちわたしたちの『岩戸保育園』

教育/しましま
2020/7/4 12:00


今回は、雲仙市にある『社会福祉法人 みずほ園 岩戸保育園』のご紹介です。



雲仙市瑞穂町、標高116mの山間部にある岩戸地区。
岩戸保育園はそんな緑豊かな自然の中にあります。園児は、1歳から6歳までの22名。アットホームな雰囲気がとても素敵な保育園です。



園長先生は瑞穂町西郷地区にある円福寺の若院 瑞穂恒河さん。保育を通して仏教の教えを大切にしている岩戸保育園の1日は、朝のお参りから始まります。



 

おててを合わせて、ほとけの子どものおやくそく。
年中、年長さんになるとしっかり覚えて言うことができています。




カメラが気になるお年ごろ!




お当番さんは各クラスにお休みの人がいないか尋ねた後、給食室に行き今日の給食のメニューを覚えて発表する!と言う重大なミッションをこなします。今回もバッチリ言えたので先生たちから拍手をしてもらえました。




岩戸保育園では、年長さんになると始まるお裁縫の練習。子どもたちは早く縫いたくて楽しみにしているそうです。
指先の訓練を兼ねて行うもので、まずは雑巾をチクチク。他にも2mほどの長い布を三つ編みして紐を作る作業もあり、出来上がったら自分の縄跳びに使います。指先の器用さはもちろん根気強さもついてきますね。
雑巾の枚数が増えるごとに、縫い目が細かく上手になってくるので子どもたちの成長を感じるそうです。





年少(月)・年中(星)・年長(花)組の朝日課、床の雑巾がけ。
掃除として床をピカピカにする意味もありますが、体全体を使う動きなので指先から足の先までの運動にもなると続けられています。



その間、ヒヨコ(0歳)・ハト(1歳)・リス(2歳)のみんなは、おやつを食べて絵本の読み語り。




外に出て遊ぶぞー!岩戸保育園ではみんな裸足です。たくましい!



山の湧き水が注ぐ岩戸保育園の池。年長さんは池に溜まった泥をすくい出す、というお手伝いも、ちょっとだけ水遊びして楽しみながらできました。




水曜日は草取りの日。おままごとに使うお鍋やボールに草をためていきます。
外遊びの一環で始まった草取りですが、自分たちの仕事!という意識があるのか「今日草取りだよね。」と子どもたちから言ってきます。




隣にある岩戸小学校と岩戸保育園の間には西郷川が流れています。
川のせせらぎを聴きながら、自然とふれあいながら保育ができる環境。





草を集めたり虫を探したり。

小さな発見の毎日です。




給水タイム〜。ではなく、水遊び🎵




小川を渡って園の畑へ。



年長さん5人で芋苗植え。畑にはトマトやオクラ、キュウリを栽培中。給食にもでるお野菜を作ることで、食べ物への感謝の気持ちも育てます。





1月に円福寺で行われる御正忌参拝。高さ約40cmの円筒形の土台に、小さく丸めた紅・白・緑の3色のお餅を積み上げる「おごさま盛り」のお手伝いをして、親子でカルタを楽しむ行事も毎年の恒例行事。


     

・情緒豊かな人間性の芽生えを育む
・基本的生活習慣を身につける
・健康な体(恵まれた自然環境の中で、のびのびと遊んで感謝の気持ちを育む)
この3つを保育目標としている岩戸保育園。

自然の中でのびのびと過ごし、五感を通して季節の変化を毎日感じ体験していく子どもたちです。


次はどこの園が登場するのか、、お楽しみに!


【社会福祉法人 みずほ園 岩戸保育園】
〒859-1205
雲仙市瑞穂町西郷丁505
TEL:0957-77-3001



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