街を元気に!「KokonNiki MAP(ここんにきマップ)」
しまるしぇ/しましま
2019/12/3 17:00

島原半島にいる巧の技を持つ職人をもっともっと地域の人にも知っていただこう!というこの企画。今回は、島原市地域おこし協力隊として活動している上田友さんのご紹介です。

昨年12月から島原で活動している上田さんは、小・中・高校生時代までを島原で過ごし、美術を学ぶため福岡へ。その後も福岡で活動する中、アートの力が街づくりの力になるのでは?と考え始めたこともあり、島原へのUターン移住を決めたそうです。




「島原鉄道と観光活性化プロジェクト」の企画で島鉄沿線地域を取材して歩き周る中、港の風景、鉄道のある景色や、この地域のもつ魅力を再発見した上田さんは「KokonNiki(ここんにき)プロジェクト」を企画。今年3月からはプロジェクト第1弾として「みなと島原編」に取り組み始めます。


「KokonNiki(ここんにき)」とは、島原地方の方言で「この辺り」のこと。



何度も足を運び、たくさんの人々や島原半島の土地の歴史を知り、島原船津駅と白山地区を中心とした上田さんが描く鳥瞰図のイラストと原案を、島原市政策企画課メディア戦略班の塩士敬一郎さんがデザインして完成した「KokonNiki Map」。



「島原船津駅周辺やみなと商店街の人々はとにかく元気!取材してこの街の魅力を、このまちの人々と共につくりあげることができた。このマップに描いてある人たちのイラストも見て楽しんでほしい。」と、上田さんは楽しそうに語ります。


みなと島原ってどんなとこ??
ということで上田さんと一緒にマップを手にKokonNiki(ここんにき)を散策開始!



国道251号線沿いにある「ロビン理容院」
理容師歴34年の女性理容師・吉井晴美さんが施術する丁寧なシェービング。笑顔の素敵な吉井さんは美容に関する悩みもたくさん教えてくれるそうです。






定期的に通うリピーターが多いロビンでは「KokonNiki MAP」を使った紙袋を商品購入のお客様に使用しています。色々な使い方をしてもらえて上田さんも満足そう。

【ロビン理容院】
島原市元船津町689
TEL 0957-62-6508
定休日 月曜・第1日曜日






10月から名称を変更した島原鉄道「島原船津駅」
奥には小さな鳥居があり車輪が飾られています。







なかなか目にすることも少ない車輛を手で丁寧に洗う場面に遭遇。 自分の目で見るとあれはなんだろう?と、疑問に思ったりと、その場所に足を運ぶことで沢山のことに気づくと上田さんは言います。

【島原船津駅】
長崎県島原市津町409-1
TEL 0957-62-4706







新地橋を渡った先にある「とっとっと食堂」
どんぶりからあふれ出そうな新鮮な海鮮丼が美味しいお店です。








とっとっとの店舗隣にある牡蠣焼きが楽しめる七角堂は、上を見上げるとビックリ!外から見るよりずっと高く感じる天井は高さ13m。 プライベートな空間で盛り上がれそう!

【漁人市場 とっとっと食堂】
島原市湊新地451-1
TEL 0957-63-9911
定休日 木曜日








野菜とスパイスでじっくり煮込むカレーは、お子様にもおススメ「COSTAコスタ」
港町島原の繁栄を物語る150年以上の歴史をもつ有形文化財の建物。重厚でモダンな雰囲気の店内は、自身もUターンで島原に移り住んだオーナー竹内さんのこだわりを感じられます。毎日ビールを一杯だけ飲みにくる粋なおじいさんも通う素敵な場所です。

【洋食と喫茶 COSTA(コスタ)】
島原市湊新地町450-1
TEL 0957-60-4604
定休日 日曜日





島原の精霊流しも行われる島原みなとは、寛政4年(1792年)の島原大変でできた良港として、たくさんの店が立ち並び、多くの人で賑わってきた歴史をもっています。




今でもなごりを感じることができる路地。車の通らない道を散策してまわるのも楽しい。






城下町島原は湧水スポットが30ヶ所以上!







オリジナルのTシャツもあります「福屋衣料店」
店舗の外にあるレトロな看板や店内に置かれたミゼット。店内には昔懐かしいポスターや雑貨も並べられています。駄菓子も購入でき、子どもも大人もワクワクしてしまいそう。釣り好きの店主荒木さんとのおしゃべりにも花が咲きます!

【福屋衣料店】
島原市広馬場町360-1
TEL 0957-62-4031
定休日 元旦のみ





上田さんがMAPを描く時に使用したペンを購入することできる「ながせや」
店舗ドアに掲示してありますよ♬

【ながせや 広馬場店】
島原市広馬場町342
TEL.0957-63-3434





「この景色を見て始まった。」
港に浮かぶ漁船と黄色い島原鉄道と雄大な眉山と雲仙岳。


「ここにはたくさんの面白い人や誇りを持って働いている人たち、そして、歴史を感じる場所がたくさんあります。地元の人も遠くから来た人も、このマップを手に“ここんにき”ばぶらり散策してほしい。」と、これからも島原の面白い所を再発見・発信していこうと新たな企画を模索し始めた上田さんです。


「KokonNiki Map」は、島原船津駅や島原駅、みなと商店街の各店舗などに置いてあります。

KokonNikiプロジェクトHP
https://www.city.shimabara.lg.jp/machi/page6232.html






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