かけがえない1足に〜革靴工房〜島原にいるスゴイ人「しマイスター」第9弾
しマイスター/しましま
2017/10/12 20:00

島原半島にいる匠の技を持つ職人をもっともっと地域の人にも知っていただこう!というこの企画。
今回は、雲仙市国見町にある革靴工房を訪ねました。


“おしゃれは足元から”というように、素敵な靴を履くと一日が楽しく過ごせますよね。
そんな素敵な革靴がそろう店舗を長崎市内に構える「SHOES SHOP BOOME」。その工房が雲仙市国見町にあります。
工房の場所は知らないけど、テレビや記事でみたことがある方も多いのではないでしょうか。


BOOMERオーナーの福田哲哉さん。もともとスニーカーが好きだった福田さんが婦人靴のパターンや設計図などの勉強をし、本格的に革靴ブランド“SLOW”が立ち上げました。
「きっちりとした頑丈な作り、だけど、楽に気軽に履いてもらえるような靴を」と語る言葉に福田さんの想いを感じます。
革靴をゆっくり育ててほしいとの想いが込められた“SLOW”一人一人の足に合わせてオーダーすることもできます。


足のサイズはもちろん、足の形や甲の高さを見ていきます。


想いが詰まっていくオーダーシート。


福田さんとの出会いが縁で革靴の世界にのめり込んできた竹田智史さん。この工房で働き始めて5年以上なりますが、「生地(革)にキズがないか見極めるところが今でも怖い」となかなか見えない小さなキズにもこだわり、履く人に満足してもらえる靴づくりをしています。



大きな一枚革からオーダーシートに合せ革を切っていきます。


たくさんの足型が並べられた工房。


小さなパーツが器用に縫い上げられて



あっという間に靴の形に。



その作業はつい見とれてしまうほど、一つ一つの工程がスムーズに、大事に作り上げられていきます。

現在オーダーのあった靴


ちょっとポテッとした形がかわいいSLOWの靴。
夫婦で来られるお客様も多いとか。
手入れをしていくと10年以上も履ける革靴。履く人の足になじんで長く履いてもらえる靴が、これからもこの工房からたくさん生まれていくのが楽しみですね。
※オーダー受注は長崎市の店舗でのみとなっています。

【SHOES SHOP BOOMER】
長崎市油屋町1-20
※土・日・祝日だけのOPENとなります。

【FACTRY】
雲仙市国見町多比良丁459
TEL.0957-78-0522
SHOPの営業日・受注会などのイベント情報はWEBにてご確認ください。
https://www.slowshoe.com/




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