地域を守る消防男子♯1
イチオシ男子/しましま
2018/11/3 18:00


島原地域広域市町村圏組合消防本部で働く男子をご紹介していきます。




今回は島原消防署勤務7年目の本間聡志さん(34歳)。現在、島原消防署 消防2課で勤務。119番通報があると救急車や消防車で出動、訓練などをしています。





この日は、島原市立第三小学校の子どもたちが、消防署庁舎見学。
本間さんが子どもたちに詳しく説明をしていました。





島原第三小学校の子どもたちの質問に答える本間さん。
子どもたちと接するのがとても上手で、分かりやすく力強く話している姿が印象的です。





もともと自衛隊員として働いていた本間さんですが、消防士になりたいという気持ちが芽生え、27歳で一念発起し消防士になるべく勉強を始めます。勉強期間中、東日本大震災が起こり、自衛隊員時代の友人が被災地の現場で活動している姿に刺激を受け、人の役に立ちたいという思いが強くなったといいます。







島原署勤務となり、島原に移り住んだ本間さん。島原の町を知る為、休みの日は若い職員の仲間と道を覚えたり、消火栓を見て回るそうです。

消防署に通報が多いのが救急車の要請。市民の方と接する機会の多い救急搬送を行ううちに、救急救命士の資格を取りたいと自然と思うようになり、現在は資格取得を目指し勉強中。4月から半年間東京で研修を受けてきました。







自身も小学生の子どもを持つお父さん。子どもたちが消防の仕事になかなか興味をもってくれないと少し寂しそうですが、台所のリノベーションを始めたのをきっかけにDIYに少し目覚めてきたので、頼りになるお父さんなってきた?と家族思いの本間さんです。







「感謝の言葉を頂いたこともたくさん印象に残っていますが、初めて心臓マッサージをする時のことが今でも強く覚えています。心肺停止された方に心臓マッサージをすることが怖くて、なかなかすぐ行動できず、上司に早くしろ!と言われ、戸惑う中でのあの恐怖心を、今でも忘れることができません。」「毎回、出動の度に一生懸命行動していますが、気持ち的にどこか慣れてしまう自分がいるので、あの時の気持ちを、初心を忘れないようにしています。」と、人に役に立ちたい、という思いを持ち続け資格取得にがんばっている本間さんです。





【島原地域広域市町村圏組合消防本部】
〒855-0033
島原市新馬場町872-2
TEL 0957-62-7711
HP http://www.shimabara-area.net/site/







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