【NEW OPEN】TOKITOKI

NEW OPEN/しましま

2021/7/14 12:00

2021年5月15日、雲仙市国見町にある国の重要伝統的建造物群保存地区・神代小路に初の宿泊施設「TOKITOKI」のご紹介です。

「TOKITOKI」は、築190年の古民家「旧伊藤邸」を改修した一棟貸しの宿です。
場所は武家屋敷群である神代小路(こうじろ くうじ)入り口。神代小路は、みのつる川と神代川に囲まれて武家屋敷特有の閉鎖的空間が現存する町です。旧伊藤邸はかつて悪事や不正、謀反などを企てないか監視をするお目付役として町の人々を守ってきました。旧伊藤邸が育んできた歴史を受け継ぎ、「江戸期からのときをみつける 季節をみつける 音をみつける 色をみつける」をコンセプトとして新たに生まれ変わりました。

上記画像は©️TOKITOKI





縁側や四季の窓から眺めることのできる庭園には、季節ごとに様々な花が咲き、初春には緋寒桜から八重桜、椿、夏季には紫陽花やサルスベリが綺麗な花をつけます。

上記画像は©️TOKITOKI





小路地区の周囲を流れるみのつる川には5月頃にホタルの姿が見られ、幻想的な雰囲気を演出します。
軒先や雨落ち(あまおち)にも工夫が見られ、雨の日も違った趣を感じる造りになっています。

上記画像は©️TOKITOKI





景色を丸く切り取る四季の窓。お庭の木々や花々を眺め、鳥のさえずりに耳を傾けながら大切な人と過ごす時間はとても贅沢です。

上記画像は©️TOKITOKI





キッチン付きで調理器具も一式揃っているので、町で食材を調達して夕食をつくることもできます。町に出かけて食べるもよし。





優しいあかりが差すベッドルーム。

上記画像(上1枚)は©️TOKITOKI






12帖の座敷は築190年(江戸時代)からの趣を残し、現代においても当時の艶を残す柱や梁、高めの竿縁天井、縁側からの庭の眺めがゆったりとした時間の流れを演出します。

上記画像(下1枚)は©️TOKITOKI





現存する天袋。当時の職人の技術力の高さが伺えます。





浴室からの眺めも趣があります。

上記画像は©️TOKITOKI





「普段は気づかない“小さな時”を見つけられる場所」でゆっくりとした時の流れを感じてください。


朝食は、神代商店街の老舗旅館「松栄旅館」の女将が雲仙市内で採れた種どり野菜や近海で水揚げされたお魚を中心とした和食をお部屋に届けてくれます。また、チェックインは、神代駅の向かいにある「まえだ衣料店」。神代駅から降りてすぐにまえだ衣料店で、鍵を受け取り、お宿まで6分ほど歩きます。、地域の方と触れ合えるきっかけがあり、それも楽しみのひとつです。

上記画像は©️TOKITOKI





運営は株式会社patinaです。
代表取締役の境 研伍さん。株式会社patinaとは、地元の若手有志と歴史文化資源を活用した古民家再生事業などのまちづくり事業を手掛ける株式会社NOTE九州が共同出資し立ち上げたまちづくり会社です。
神代は境さん自身が育った町でもあります。地域の店舗との連携を図りながら地域に根ざした運営を行うことで、旅行者が地域の方と触れ合えるきっかけを提供するとともに、神代小路及び商店街のある川西地区全体の活性化に繋げていければ、という想いでこの事業を始めました。





季節を感じながらゆっくりとした時間を過ごしてください。

上記画像は©️TOKITOKI

【TOKITOKI】
〒855-0806
雲仙市国見町神代丙132-1
TEL 090-9762-3525(受付9:00~18:00)
〈ご予約〉一休.com:https://www.ikyu.com/vacation/00051352/
1棟貸し(トイレ・バスルームあり)

運営:株式会社patina
雲仙市国見町神代地区に新たな滞在施設を開発・運営するために、地域の若手有志が設立した会社。2021年2月設立。








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