special/しましま
2018/12/29 12:00
地元民ならではのDEEP SPOTをご紹介!
「島原半島の情報アプリ しましま」から派生した「しましまbook」。2018年春号〜冬号の4冊に掲載されたDEEP SPOTをまとめて振り返ります。
■九千部岳に登ってみよう
雲仙のヤマボウシの見頃は6月下旬〜7月上旬です。初夏に白い花が山肌を覆う幻想的な景色に感動!
山一面に開いたヤマボウシを一望できるのが九千部岳。
標高1,062mの火山活動でできた山です。
代表的な登山口は、主に2箇所。田代原トレイルセンター、または第二吹越駐車場から600mほど歩くとある登山口から登ります。
1キロと聞くと距離が短いように感じますが、傾斜は思ったよりも体力を使います。初心者のしましまスタッフは山頂まで2時間ほどかかりました。
パッと景色が開くように山頂に到着すると、そこには幻想的な美しい景色が広がっていました。
【田代原トレイルセンター】〒854-0407 長崎県雲仙市千々石町庚
※登山道はかなり険しく山の天気も変わりやすいです。晴れていても足元はぬかるみ濡れます。十分な下調べや準備、装備をお願いします。安易な登山は事故の元です。
※ゴミは持ち帰りましょう。
雲仙お山の情報館
http://unzenvc.com/index.html
雲仙温泉観光協会
http://unzen.org/
■神代小路を歩いてみよう
確かにそこに存在した人たちに思いを馳せながら...
ロマン感じるゆったりとした時間に癒されます。
国の重要伝統的建造物群保存地区に選ばれた神代小路地区。江戸時代の町並みがそのまま残っており、長屋門の向こうに国指定重要文化財である鍋島邸屋敷があり、当時の暮らしを垣間見ることができます。
春から夏にかけて、緋寒桜の大木や、しだれ梅、ツツジや季節の花々が庭園を華やかに彩ります。
まるで時が止まったかのような静寂さと美しさを持つ神代小路を歩いてみてはいかがでしょうか。
【雲仙市国見神代小路歴史文化公園鍋島邸】
〒859-1303 長崎県雲仙市国見町神代丙103-1
TEL.0957-61-7778
大人・・・300円(団体:200円)
小・中・高校生・・・200円(団体:150円)
障害者手帳をお持ちの人・・・130円(団体:130円)
小学生未満・・・無料
午前10時~午後5時(入場は午後4時30分まで)
(月曜日が祝日の場合は開館し、その後の最も近い休日でない日が休館日となります)
■白洲(しらす)
世界にも数カ所だけ 南島原市の白洲(リソサムニューム)
例年4月から8月の最干潮時に、南島原市の原城本丸沖合に白洲(リソサムニューム礁)といわれる浅瀬が姿を現します。
「リソサムニューム」は極めて珍しい植物の一種で、最干潮前後にはその一部が浅瀬となって現れます。世界中でも珍しく、原城沖、インド洋、イギリス海岸の数カ所でしか見ることのできない貴重な場所です。
2018年は4月から8月までの合計17日、上陸予定とされています。
かづさイルカウォッチングのみなさん。
乗船時間などのお問い合わせ
【原城遊漁船組合】(小田重一代表)
原城温泉 真砂(☎︎0957-85-3155)
■チヌ釣り石
千々石温泉神社の河童にまつわる伝説
千々石川の大きな石「チヌ(ン)釣り石」に河童が座っていることを知っていますか?その昔、千々石温泉神社の辺りが海だった頃、温泉神社(お四面様)が鎮座されるときに村人を助けたという老夫婦、実は河童だった!?「チヌ釣り石」伝説が記された石碑が近くにあります。
真相を確かめに行ってみたいDEEP SPOTです!
お話を聞かせてくれた温泉神社のご近所さん、廣瀬 泰生さん(79)とのんちゃん。
【温泉神社】
雲仙市千々石町戊四一二
■あこう群落
天然記念物、島原半島の南西部に群生する亜熱帯植物です。半常緑高木であるあこうの実が潮流によって流れ着き、現在に至ったと推測されます。成長が早く、樹勢や根の張りも強いという特徴から「南島原市の木」にも指定されています。早崎港周辺のあこうは群生状況が見事で、海岸集落の景観ともよく調和しています。また、景観のみでなく防風林としての役割を果たしており、根毛の下る樹枝には独特の風情があります。
【南島原市 口之津】
長崎県南島原市口之津町
■三十路苑
国の天然記念物に指定されている雲仙の植物。その木々は120種類を越え10月下旬頃から見事に色づき始めます。
三十路苑の始まりは、六兵衛茶屋の経営者が、8,000坪の自宅裏山にもみじを植えだしたことが始まり。植樹して30年経った時に一般公開を始めた事から三十路苑の名前が付きました。(経営者の松尾さんの好みが三十路前後の女性という意味も込められているそう。)
オススメは夜のライトアップ!幻想的な世界へ引き込まれます。
2018年の公開予定
2018年11月20日~12月10日頃まで
料金 昼、夜問わず大人500円
(4人以上の場合は、一人400円)
開園時間 9時00分~21時30分
住所 長崎県雲仙市小浜町南木指1870-4
tel:090-3607-3852(松尾)
六兵衛茶屋(0957-74-3074)
■九十九島と島原湊
初日の出におすすめ。有明海と九十九島が絶景のパノラマ!朝日ば見にいかんね!
寛政4年(1792年)の島原大変で眉山が崩壊したことで、4億4千万立方メートルの土砂が有明海に流れ込みました。その時にできた島々が「九十九島」と呼ばれています。
陸には多くの丘や小山、海には島影やいくつもの入り江が出来て、「島原湊」が形成されました。
島原湊は有明海岸唯一の良湊となり、島原の町は急速に発展していきました。
島原市港町周辺
■よみがえる原城
世界文化遺産「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の構成資産である原城跡。
今では見ることができない当時の原城の姿と島原・天草一揆当時の様子が、原城跡本丸を中心にビューポイントというVR(バーチャル・リアリティ)体験ポイントを8ヵ所、360°のVRビューをフルCG映像で楽しむことができます。
『タブレットを無料で貸出してもらいました♪』
『駐車場の真砂から歩くのもオススメ!景色のやっちゃきれかけん♪』
『「島原・天草一揆」の舞台となった国指定史跡・原城跡。確かにそこにあった歴史の痕跡をたどろう。ガイドさんがいるのでお願いするといいよ。』
【駐車場】
原城温泉 真砂/南島原市南有馬町丁133
随時シャトルバス(原城跡ー真砂)が無料運行
お持ちの端末に「ストリートミュージアム」をダウンロードしておくとGOOD!
http://www.streetmuseum.jp/
以上!DEEP SPOT 2018年まとめでした。
2019年、気になる場所に行って見てください♪