2017年11月10日、雲仙市立大塚小学校で全校児童157名と育友会や地域の方が、青空のもとぺったんぺったんと餅つき大会を楽しみました。
毎年恒例の餅つき。
大塚小学校では、総合学習の時間に5年生が、6月に田植え、10月に稲刈りと、1年間を通し米作りを学んでいます。その時、指導をしてくれているのが地元に住む岩永孝義さんです。
なんと、37年間毎年続けて指導をしてくれています!
その岩永さんへ、学校と子どもたちから感謝状が贈られました。
「みんなでがんばって作った米は、何とも言えないくらい美味しい。」と子どもたちと収穫を喜び合う岩永さん。
37年間「天地の恵みに感謝し、豊作を祈る心を大切に」と、美味しい米を作る為の労力を惜しまないこと、何より自然に感謝する心を忘れないようにと、子どもたちに声をかけてきました。
毎年続いてきた米作りと餅つき大会。
地元で育ったお父さんやお母さん自身が子どもの時から受け継がれてきた大切な伝統行事なんですね。
岩永さんに教えてもらい、この餅つきをしてきた方がたくさんいます。
子どもたちのお手本に!
お父さんたちの手にも力が入ります!
つく前の餅米を食べてみる子どもたち。
口の中でお餅になってきたかな?
杵がおも~い!
なかなかリズムにのれないけど、がんばれ!
手も顔も?真っ白になりながら餅丸め。
ちょっと熱いけど...
ま~るくま~るく。ころころころころ。
海苔で巻いた醤油餅。
鰹節とポン酢と大根おろしが、さっぱりしてたまらない美味しさ!
みんなで食べると美味しいね☆
今年はとっても豊作で、329.4kgの収穫でした!
「食べるのは7個までよ~。」
準備と片付けと、裏方をがんばってくれたお母さん方。
笑顔がとても素敵です☆
子どもたちのお父さんお母さんたちの時代から、この餅つきを支えてくれている地元の方々。こういった地元の方たちなしではできません!頼りになる存在です。
「教育実習田看板」
一番下の絵は、岩永さんのシルエット!
気持ちのこもった看板です。
美味しいお餅をたくさん食べましたが、大塚小の田作りはまだまだ続きます。
春のもみまきから始まり、あぜぬり、田植え、ジャンボタニシ取り、草取り、案山子づくり、そして秋の稲刈り。
最後の仕事は2月のたい肥まき。
1年間を通して、たくさんのことを学んでいく大塚小学校の子どもたちです。