2019年9月3日、『赤ちゃん土俵入り』が雲仙市国見町八幡神社であり、雲仙市をはじめ島原市・南島原市や県内外から37名が参加しました。
雲仙市国見町 土黒温泉神社(岑若狭守 宮司)の風除祭の一環として行われており、2019年9月1日にお下り、2日に小学生による子ども会対抗相撲大会、そして3日にこの“赤ちゃん土俵入り”があり、4日にお上りと、4日間かけて風除祭が行われます。
「風除祭」とは・・・
台風などを除け五穀豊穣や豊漁などを氏神様に願う、立春から二百十日目を中心としたこの時期に行われるお祭り。神輿を担ぎ、太鼓や笛の音を響かせる浮流の神輿渡御行列が夏の風物詩となっています。
400年以上続く歴史あるこの赤ちゃん土俵入りは、御旅所であるこの八幡神社で行われます。
一人一人名前を呼ばれ、神事を行います。赤ちゃんの健康と成長を祈願する岑若狭守 宮司。
化粧廻しと紅白綱を締めた赤ちゃんは、大人の力士に抱えられて人生初めての土俵へ。
赤子の泣き声は邪を祓うともいいます。
『 元気に泣いてほしい! 』と願うお父さんお母さんや家族に見守られ泣きじゃくる赤ちゃん。
笑顔の赤ちゃんもいますよ♪ たくましい!
何が起こっているのか戸惑う子も。
抱きかかえられても寝ちゃったままの強者!土俵入り始まるよ〜
土俵の土に初めて足をつける赤ちゃんたち。
頑張ったご褒美に、おにぎりとお餅がもらえます。
赤ちゃんたちの泣き声や笑い声、可愛い寝顔に、集まった人々の心も癒され境内は笑い声に包まれました。
「笑顔溢れる明るい女の子なってほしい」と願いを込めて。