教育/しましま
2018/7/13 20:00
雲仙市吾妻町ふるさと会館で2018年7月2日、観世九皐会(かんぜきゅうこうかい)24名による能楽公演が行われ、雲仙市立大塚小学校児童(全校児童153名)と保護者が日本の伝統芸能に触れました。
文化庁「文化芸術による子供の育成事業―巡回公演事業―」の一環で行われたこの公演。
2018年5月29日には、当日の演目がより理解しやすいよう「船弁慶」の紙芝居や実技指導などのワークショップが行われています。
「文化芸術による子供の育成事業―巡回公演事業―」
小学校・中学校等において一流の文化芸術団体による実演芸術の巡回公演を行い,又は小学校・中学校等に個人又は少人数の芸術家を派遣し,子供たちに質の高い文化芸術を鑑賞・体験する機会を確保するとともに,芸術家による計画的・継続的なワークショップ等を実施することにより,子供たちの豊かな創造力・想像力や,思考力,コミュニケーション能力などを養うとともに,将来の芸術家や観客層を育成し,優れた文化芸術の創造につなげることを目的とした事業です。
―文化庁HPより抜粋―
会場全体に笑い声が響きます!
「明日、絶対筋肉痛になる~!」と叫ぶ児童も。
なかなか触れることのない能楽の世界。本物の伝統芸能世界を実際に見て体験することで、身近に感じることできた大塚小学校の児童たちに、今回公演をした観世九皐会の鈴木啓吾さんは「能楽協会にいる人は全国で1000人程。興味のある人は、いつでもこの世界に飛び込んでもらえたら嬉しいです。」と語りかけました。
観世九皐会
http://yarai-nohgakudo.com/
大蔵流狂言師 善竹富太郎
http://goodbamboo.net/