「おうち時間 家族で点検 火の始末」秋季火災予防運動

公共/しましま

2021/11/9 17:00

2021年11月9日に始まった秋の全国火災予防運動。一日消防署長の委嘱状交付式、防火啓発事業が行われ、火災予防を呼びかけました。




島原地域広域市町村圏組合消防本部にて行われた交付式には、島原消防署職員25名が参加。島原消防署は、本署(島原市)と北分署(雲仙市/旧国見町・旧瑞穂町)を管轄区域としています。



     

「今年(10月末現在)、島原消防本部の火災件数は31件。昨年同時期と比較すると2件減少していますが、その多くが、コンロやタバコ、たき火といった人の不注意によるもの。市民の皆さんに防火の重要性を認識して火災に対する予防を実践してほしい。火の取り扱いの不慣れや不注意など火災予防の啓発をお願いしたい。」と、島原地域広域市町村圏組合 消防長 園田哲也さん。




市民の代表として、島原消防署の一日消防署長に就いた山田朱莉さん(日本郵便株式会社 杉谷郵便局)。「一日消防署長として、広く火の用心をPRしていきたい。」と意気込みます。




火災予防サポーターのしまばらんとハイタッチ!




「全集中 しまばらの呼吸 令和3年秋季火災予防運動 心を燃やせ!!! でも、燃やしていいのは心だけ 火の用心!」




慣れないインタビューに緊張しながらも、一日消防署長としての抱負を語る山田さん。




交付式の後は、一日消防署長として業務の説明を受けていきます。制服を着用し、管内を巡回して地域住民との交流など、防火の啓発活動を広く行なう1日となります。




現場に出動する消防署のみなさん。




119番通報すると、まず繋がるのが通信指令室。説明中にも実際に119番通報が入りました。




指令センターに映し出される大画面を見ながら、熱心に説明を聞く山田さん。実際に庁内放送も行いました。




指令センターの皆さん。




車両見学中にも、救急要請があり出動。出動するまで2分以内!1分1秒でも早く、災害時すぐに現場に駆け付け活動ができるよう、日頃から消火活動、救助活動、救急活動の訓練をしている指令員・消防隊・救急隊・救助隊。





今年新たに導入した30m伸びるはしご車など、広い車内を興味深く見学。



その後、ありあけ幼稚園を訪れた一日消防署長。「今日はみなさんと一緒に火の用心を呼びかけたいと思いますので、よろしくお願いします!」と幼年消防クラブの子どもたちに呼びかけます。ちびっこ消防隊の園児たちも「ぼくたち、わたしたち、ありあけ幼稚園の子どもは、絶対に火遊びをしません。家でも火の用心を守ります!」と、元気に宣言することができました。




セレモニーの後、一日消防署長としまばらんは、園児たちと一緒に消防○×クイズにチャレンジ。
問題「消防車と救急車を呼ぶ電話番号は同じである」。

答え「消防車・救急車、ともに電話をかける時は「119」です。 火事を見つけたり、具合の悪い人を見かけたら、 大人の人に「119に電話してください!」と伝えましょう。




冬に火災が起こりやすいことや、火事や地震など、万一の災害時にも的確に対応できる知識などを知り、火の用心への意識を高めていきました。




火災活動の隊員が着る防火服、どちらの署員が早く着ることができるか!?園児たちの声援の中、約40秒で早着替え!




未来の消防士さんたちでハイチーズ⭐️




令和3年度全国統一防火標語「おうち時間 家族で点検 火の始末」を掲げ、11月15日までの7日間、秋の火災予防運動が行われます。


【 島原地域広域市町村圏組合消防本部 】
〒855-0033
島原市新馬場町872-2
TEL 0957-62-7711
WEB http://www.shimabara-area.net/site







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