大豆の香りがスゴイんです!お豆腐作り

教育/しましま

2019/7/25 12:00

夏休みが始まってすぐの2019年7月21日、雲仙市国見町で豆腐づくりがありました。
いつも食べている豆腐がどうやってできるのか?子どもたちと“GOCHISOY”(ゴチソイ)スタッフによるドキドキワクワク豆腐づくりの様子をご紹介します。



参加したのは、金山地区の小学生11名と“GOCHISOY”(ゴチソイ)豆腐マイスター植木さん。移動販売している“GOCHISOY”(ゴチソイ)トラックを見た!という方もたくさんいらっしゃるのでは?
豆腐マイスターの植木さんは、商品開発や子どもたちに豆腐・大豆製品の美味しさ、正しい知識や魅力を伝える活動などを行っています。



豆腐マイスターとは、一般社団法人日本豆腐マイスター協会が主催する講座を受講し試験に合格した方に資格を与える民間の資格。『地域に根付く食育の担い手を育てる』を理念とし、自分が住む街や地域で豆腐を通じた食育活動ができる人材を育成し、豆腐を日本の食文化として未来の子どもたちへ継承していくことを目的としています。
〜“GOCHISOY”(ゴチソイ)HPより抜粋〜


「大豆でつくるごちそう」をコンセプトに、ゴチソイの商品には厳選大豆をオリジナルブレンドされたものが使用されています。たくさんある大豆の中でも、今回使用するのは“岡山県産 きよみどり”。
緑色の大豆??どんな味になるのかは、できた時のお楽しみです。




水に浸けた大豆をミキサーにかけなめらかにします。
潰してなめらかになった大豆の汁を生呉(ナマゴ)と言うそうです。


次の工程は絞り。
子どもたち3人がかりでぎゅーっとぎゅーと絞ります。



まだ汁の残っちょる!そんな時はお父さんの力を借りましょう♪




絞りきると“おから”ができました。これも捨てずにお料理できます。ちなみに、この日の夜子どもたちはおからハンバーグにしてみんなで食べたそうです。



もう一つ絞ってできたもの、それが“豆乳”です。この豆乳を鍋に入れてコトコト中火で加熱。焦げないようにかき混ぜるのがコツだそうです。


その間ちょっとまとめタイム。聞いたこと見たことをしっかり書いて忘れないようにしなきゃ。
このワークシートもゴチソイスタッフので作りです。



ここで問題です。豆乳の中に入れる透明の水は何でしょう?
ちょっと味見してみて
・・・にがーーーい!!
そう苦いんです。このにがりは海水からできているんですよ。豆乳から豆腐に固めるために入れます。



わかった人!


はーーーーーーーーい!


このにがりを入れるタイミングが大事!しっかりと10回かき混ぜたら、すかさず「にがり」を入れて5回かき混ぜ、木べらで渦を止めます。


上手ににがりを入れることができたので、固まるまで少し待ちます。その間に植木さんが持ってきた豆乳で豆腐を作ってみましょう!


さっきと同じ様に回してにがりを入れます。お母さんと一緒に数えて1 2 3 4 5!



鍋の豆乳は固まったかな?
四角の型に入れていきます。


ぎゅーっと上から押して絞ったら、大きな木綿豆腐のできあがり!



「“きよみどり”からできた木綿豆腐」と「“普通の大豆”からできた豆腐」は少し色が違いますね。


冷やしてみんなで食べましょう!今日はお醤油もかけずにパクパク食べる子どもたち。


自分たちの手で作った豆腐。初めて作った大豆の香りと豆腐の味は子どもたちの夏の思い出にしっかりと刻みつけられたことでしょう。豆腐マイスター植木さんから大豆のことをたくさん教えてもらった金山地区の子どもたちでした。




島原食品|長崎県島原市大手原町甲2141-24
TEL.0957-62-0421
https://gochisoy.com/
instagram gochisoy





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