カステラクッキング@島原翔南高校×みかど本舗

教育/しましま

2020/01/28 13:00

2020年1月22日、南島原市西有家町にある島原翔南高等学校にてカステラクッキングが行われ、2年生福祉系列の生徒9名がカステラのデコレーションに挑戦しました。今回は家庭科『フードデザイン』の授業の一環として、講師に株式会社ミカド観光センターみかど本舗(雲仙市国見町)・商品管理部の伊藤慎吾さんを招いての体験授業。



みかど本舗では、長崎銘菓カステラを身近なお菓子として親しみ楽しんでもらおうと、保育園や小学校などでこの活動を続け、高校で行うのは今回が初めてとなります。約60cm四方の大きなカステラに生徒も先生も大興奮。





伊藤さんからカステラの歴史や原材料・製造のことなどを学び、さっそく調理開始です。



ほとんどの生徒が苦戦した生クリームの泡だて。まだ?まだ?と不安になりながらも角が立つまでしっかりと混ぜることができました。



小麦粉・たまご・さとう・水あめからできているカステラは、牛乳にひたし、バターたっぷりのフライパンで熱すると、あつあつ美味しい「カステラフレンチトースト風」に変身!
伊藤さんが作ってくれたフレンチトーストをほおばると「うまーい!」と全員が口にしていました。


果物をカットして生地の間に挟んでいきます。



「めっちゃ厚くなってきた!」「大丈夫か??」とおそるおそる生クリームを塗っていきます。
横からはみ出そうなくらい具沢山!



真剣な眼差し。
作っているうちに、こうしたい!という思いが形になってきたようです。



それぞれのグループで、試行錯誤。チョコレートを刻んだり、生クリームに混ぜてみたり、普段はお菓子づくりをしたことのない生徒もアイデアを出し合います。



味見をしてもらい伊藤さんからアドバイス。



デコレーションされたカステラケーキのご紹介☆


1班
「生クリームを綺麗に塗るところをこだわりました。側面のデザインも、チョコを生クリームに混ぜたり工夫しました。」


2班
「四角に生クリームを塗るのが難しかった。チョコレートをトッピングするのも難しく、上手に湯煎できるよう、またチャレンジしたい。」


3班
「ホイップするのに時間がかかってしまった。花をイメージしてメルヘンな感じにしたのでよく見てほしい。」


4班
「材料を全部使い切ることができた。生クリームを塗る・絞る作業が難しかった。」


生徒たちは自分たちが作りたいもの、何等分にカットするのにこのデザインでいいのか?など、考えながら綺麗にデコレーションすることができました。



普段お世話になっている先生方にもケーキをプレゼント!「美味しい!」と喜んでくれると嬉しいですね。



デコレーションをしてみて、カステラがスポンジケーキの代わりになることや、焼いて食べてみてカステラの可能性が広がったと、生徒だけでなく先生からも声が聞こえてきた今回の授業。特にフレンチトーストは家でもしてみたい!と大絶賛でした。


カステラクッキングについてのお問い合わせは…
【株式会社観光センター みかど本舗】
〒859-1313
長崎県雲仙市国見町土黒丙字山下304
TEL.0120-010-119
http://mikado-honpo.com





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