【しまるしぇ】NO18 シャキッと美味しい深江町『天太郎農園のアスパラガス』
しまるしぇ/しましま
2019/10/15 17:00



今回は、南島原市深江町にある『天太郎農園』の横田さんを訪ねました!





『天太郎農園』の横田葉子さん。笑顔が素敵なとても元気な女性です。
ここで生産されているアスパラガスは鮮やかなグリーンでシャキッとしていて柔らかい!



(写真左/横田さん)(右/幸子さん)
農園代表の横田さんは、なんと今年の1月から就農したばかりの新米農業者。同じく農業を始めたばかりの幸子さんと2人で奮闘中の毎日です。



農園の名前がとても個性的。由来を尋ねると、お2人それぞれの子どもさんの名前からとって『天太郎農園』と名付けたそうです。もともと幼稚園教諭をしていた横田さんと幼稚園の調理員をしていた幸子さんですが、子どもたちと関わっていく中で食育とは?と考え始め、自らの手で野菜を作ってみたい!と一念発起したそうです。


アスパラガスの旬の時期は春と夏。
取材で訪れたこの日は秋。残念ながらアスパラガスの生産も終わりの時期となっていました。

なかなか見たことがある人は少ない?アスパラガスの葉。どんどん延びるので短くカットしたり、雑草を抜いたり、収穫の合間にキチンと手入れしていかないと荒れてしまうそうです。


春芽のアスパラガスは冬の時期から少しずつ伸びていくため、太くて甘みのあるのが特徴。濃い緑色です。



春の収穫の後は葉を繁らせ、光合成をすることで地下に栄養がいくように立茎するそうです。夏芽のアスパラガスはどんどん伸びていくので、春に比べるとちょっと細いですが、柔らかくて爽やかな味わい!



湿気と気温のある夏の時期は、1日で10cm以上伸びるアスパラガス。まっすぐ伸びて芽がきゅっとなっているものだけ出荷されるそうです。間もなく収穫も終わり1月頃までシーズンオフとなります。(アスパラガスは多年生植物なので一度植えると10年以上はそのまま)



ユリ科のアスパラガス。花は小さなユリのよう。



アスパラガスの小さな赤い実。
観葉植物として楽しまれているアスパラガスもあるのが納得のグリーンですね。



新規就農者の横田さんが驚いた“アスパラガス収穫ハサミ”



上に伸びている棒の長さまで成長しているアスパラガスを収穫するそうです。



今はこの棒がなくても大丈夫!収穫にもだいぶん慣れてきました。



農業を始める!とやる気になったものの、右も左も分からなかった横田さん。「とにかく分からないことは聞く」という前向きな気持ちで、県に問い合わせたり、農業大学に相談したりするところからのスタート。「アスパラガス農家になると決めた後も1年間勉強させてもらった先輩農家さんや組合の皆さん、たくさんの人に教えてもらい今がある」




「農業を初めて、改めて深江の自然の豊かさや景色の素晴らしさに気づくことができた。」「今までと違う仕事をすることになったけど、忙しい時、体力がいる時に手伝ってくれる家族。できたアスパラを楽しみに待っていてくれたり、大変な時も家族の笑顔が私を支えてくれている。」と横田さんは嬉しそうに話します。



先月、島原市のグレートダイニング城見で開催された“しろみ食堂”では『アスパラ肉巻き』を販売。


アスパラガスを購入した方から「美味しい!」と言われると「農業を始めて良かった!」と感じるそうです。また、「こんな料理してみました」と連絡も届くそうで、「もっと美味しいアスパラガスを!と励みになる!」と前向きな女性です。

贈り物としても喜ばれる天太郎農園のアスパラガス。
収穫期は2月ごろの春から9月ごろまで。
※職場などでまとめてご購入や、飲食店、もちろん個人様でも、¥1,000以上のご購入の場合にのみ島原市内まで配達可能です。

ご注文など詳しくは

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