教育/しましま
2021/10/20 17:00
2021年10月16日、島原一番街アーケードに「島商ップ」がオープン!島原商業高等学校の生徒たちの元気な声が響き渡ります。
島商ップは、商業科3年生の課題研究による「商店街の活性化」をテーマに掲げたグループが商店街の空き店舗を利用し、地元商店街の活性化に取り組んだことが始まり。現在は、商業科3年生の総合実践の授業で、1〜2年時に学んだことの集大成として、商業科3年生全員で企画・運営。仕入れや販売など実践的に商売を体験することで、ビジネスの基本を学んでいきます。18年目を迎える今年は、島原一番街アーケードにあるミネ化粧品店の隣にある空き店舗に出店。
左)島原商業高校 前田由美子校長
「生徒たちにとって島商ップでの学びは、ふるさと島原をより深く知ること。実践的な学びを結びつける絶好の機会。これから12月までの開催中、至らない点もあるかと思いますが、ご要望やお気付きの点、厳しいご意見などお寄せいただくことで生徒たちの成長に繋がると思います。生徒たちは限られた時間の中で一生懸命準備をしてきました。その成果を発揮できるよう多くの皆さんにご来店していただきたい。」と語ります。
中)中堀町商店街協同組合理事長 鹿田信雄さん
「今年も「島商ップ」がオープンできることが嬉しい。毎年少しずつ改善をしながら18年続くことは素晴らしいこと。新しく店舗も変わったことで不安もあるが新しい発見、楽しみのある「島商ップ」になると思う。オンラインストアなど新しい挑戦もあるので例年以上に盛り上がっていくと期待している。一緒に頑張っていきましょう。」と激励の挨拶。
右)「島商ップ」店長 植木陽菜さん
「今年度は、地域の幅広い年齢の方々に見た目も味も最高の特産品を、島商生らしい明るい笑顔と接客で提供するをコンセプトに掲げ、お客様が気持ちの良い買い物をしていただく為、心を込めて接客していきたい。今年は新たな試みとしてSNSやオンラインストアも開設したので、たくさんの方にご覧いただきたい。島商ップが地域と商店街の活性化に少しでも役に立てるよう商業科34名で頑張っていきます。」と、抱負を述べました。
商業科では4グループに分かれ、4月から商品開発を始めました。そのうち3作品が今年商品化。オープン当日には、今年度のテーマである地元特産品である「ざぼん」の開発商品が並びます。これを求めに買い物に訪れる方も多いようです。
ざぼんの味を目立たせるためどうすればいいか森島屋菓子舗協力のもと試行錯誤して商品化した「ざぼん4兄弟」。「シールやデザインも自分たちで考え、難しかったけどいいものができました。さっぱりとした甘さでとても美味しいのでぜひ食べて欲しい!」と、ざぼん4兄弟の開発グループの本多さんと串崎さん。
今年は、コロナ禍や近年のEC市場の拡大を受け、島原一番街アーケードや地元企業の協力のもと、島原の魅力を発信していく「島商ップオンラインポップアップストア」をオープン!ネット限定の特別な詰め合わせと、オンラインストアでしか手に入らないノートやトートバッグといったオリジナルグッズも販売しています。
「島商ップ」オンラインポップアップストア
開催期間/2021年10月16日〜12月11日
長崎県立島原商業高等学校
〒855-0036
島原市城内1丁目1213
TEL 0957-62-4059
HP http://www.news.ed.jp/shimabara-ch
「島商ップ」
オンラインストア https://shimashop.shimabara-branding.com
Instagram @shimashop_online
「ふげんゼリー」島商商業部 ✕ 菓舗しまだ
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