康大さんの同級生でもあり、電子いちご栽培の仲間でもある高原大輝さん。
2人は、中学校からの気心の知れた親友ですが、電子いちご作りを決めたのはお互い高校3年生の時、父たちの姿をみて自分たちの進路を決めたそうです。農業を初めてあっという間の15年、今では互いに経験を積んで、父たちが築きあげたやり方と、自分たちが考える新しいやり方を模索しながらいちごと向き合う毎日。
康大さんにどんなことに気をつけて育てていますか?と尋ねると、長年、電子いちごを栽培している父の康弘さんに、栽培方法について尋ねた時「いちごの気持ちになって育てると必ず美味しいいちごが育つ。」「人間の体と同じで今何が足りないのか考えると、必要なことが見えてくる」と話してくれたそうです。「口に入れるものだからと、人一倍気をつかい努力している父の姿を見て改めて、自分もいちごのことをしっかり観察して、子どもたちも安心して食べてもらえるいちごを作っていきたい。」と語る康大さん。
撮影中もいちごの話をしている林田さんと高原さん。いつでも相談しあえる心強い存在ですね。「これからも、食べた人が喜んでくれるいちごを作っていきたい。」と2人は語ります。
【電子いちご/林田康大】
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